今日は、以前行われた妻との離婚調停1回目のことを書きます。少し長くなります。一番最初の調停で、妻と別居して初めて対面した日でもありました。
妻が離婚調停を申し立て、私は家庭裁判所に出廷することになりました。
場所は家庭裁判所調停室。私は弁護士とともに出席しました。私の方では、既にこれまでどんなことがあったかなど事細かにまとめた書類を一式、裁判所に提出していました。恐らく妻も同様だったと思います。
まずは、開始時刻になるまで「相手方待合室」というところで待ちます。その間、弁護士とこれまで起こった事の確認などをしました。
待合室は一つの小部屋になっていて、8人掛けくらいの長イスが4脚ほど置いてあります。
妻が最初に調停員と話をしているようで、私はしばらく待たされました。
開始時刻から30分くらい経った頃、私が呼ばれました。
調停室に入ると男性の調停員が2人、女性の調停員が1人、長机の前のパイプイスに腰掛けていました。3人とも40代くらいのようです。私はちょっと嫌な予感がしました。冷静を装いつつも、女性の調停員が敵意むき出しの顔で私を見ているからです。
私と弁護士は同じく長机の前のパイプイスに腰掛け、3人の調停員にこれまでの経緯をざっと説明しました。そして、
・妻との離婚に同意すること
・親権を渡すつもりはないこと
・慰謝料については一考する意志があること(金額がちょっと高すぎる)
を伝えました。
一通り説明が終わると、予想通り、女性の調停員が
「子供が生まれた直後に奥さんと別居したのは何故ですか?」と質問をしてきました。
私は、
「妻の産後の状態が精神的にも肉体的にも芳しくなかったからです。妻の実家の両親も人間性に問題があるように思い、妻の両親に妻と子供の両方を任せるのは不安でした。」「一時は妻と子供の両方を私が世話をしようと思いましたが、現実問題として不可能と判断して、子供だけ私が世話をすることにしました。」
と答えました。
すると、女性調停員は、
「産後の母親を子供から引き離して、奥さんの気持ちは考えなかったのですか?」「奥さんの状態が良くないからこそ、子供と一緒にいさせてあげるべきだったんですよ!」「夫として横暴ではないですか!?」
といきなり食ってかかってきました。現実の調停員がこんなに感情的になって良いのか?と少し面食らいました。
彼女の言っていることは、正論。正論です。ドラマの筋書きなら、私は悪者。正義の調停員のカッコイイ場面です。
しかし、これは現実に起こっていることです。そんな簡単に事の善悪が決まるのなら、こんなに悩まなかったのに・・・と少し感じる部分がありました。
私はその調停員に
「それでは、妻の気持ちを優先させて、生まれたばかりの子供を精神的にも不安定な妻や問題のある妻の実家にあずけるべきだった、と申されるわけですか?」
「子供に万一の事があったとして、それが予測できたにも関わらず?」
「もしものことがあったとしても、仕方なかったで済ませるわけでしょうか?」
と逆に質問を浴びせました。
女性調停員「・・・・・・。」(ムッとした様子)
「では、奥さんと子供、両方をあなたが面倒みるべきだったでしょう。」
「奥さんの実家に問題があったのなら、なおさら奥さんを夫のあなたが守ってあげるべきです!」
ハイ、また正論です。
私は、
「妻と子供を面倒みるとなったら、私は仕事ができません。その間の生活は誰が保障してくれるのでしょうか?」
「妻の実家に問題があるといっても、妻とその両親は肉親です。」「妻の実家には問題がありますが、妻はそれをよしとしているようです。」「妻がそのように考えているのに、守る術がありません。」
と答えました。
女性調停員は、
「それでもムリヤリにでも(妻と両親を)引き離すべきだったんですよ!」「奥さんが実家に帰ったりしても、乗り込んでいくべきだったのでは?」
かなりヒートアップしてますこのオバチャン。
「それこそ横暴な夫でしょう。肉親を引き裂くようなマネをする権利は私にはありません。」
と私。
女性調停員「・・・・。」(じっと私をにらみつけています)
とそこで、男性の調停員の一人が割って入りました。
「はい、ちょっとここまでにして、夫方の皆さんは席を外してください。」
私と弁護士は退席しました。
相手方待合室で待つこと約20分・・・。再び私たちは調停室に呼ばれました。
そこには、妻とその弁護士も座っていました。数ヶ月ぶりに妻と会いました。
席に座るなり、女性の調停員が、
「先ほどは興奮してスミマセンでした・・・。」と一言。妙にショボクレていて、さっきの勢いがウソのようです。
私も「こちらこそ・・・。」と返事。
ちなみにその後の調停では、このオバチャン、二度と登場することはありませんでした。なんだったんだろ・・・?
この日は、ある程度双方の話を聞けたということで、次回の調停期日を決めて終了となりました。
なにか妙に疲れた一日でした。
(つづく)
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それでは今日のところはこのへんで。
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